伊勢砂を試す(水石に合う砂探し)

伊勢砂で水石を飾る 水石の考察・勉強

以前「木製贋水盤」を作った際の話ですが、砂の量が足りないことが発覚しました。

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砂が足りない

贋水盤を作ってさっそく水石を飾ろうとしたところ、手持ちの「鞍馬砂」では量が不足していることに気づきました。

鞍馬砂が足りなかった

そこで、新たに砂を調達することに。

選択肢は次の二つです。

  • Yahoo!オークションで「鞍馬砂」または「能登砂」を購入する
  • 比較的手に入りやすい「新たな砂」を開拓する

今回は最低でも3キロほどは必要になりそうだったため、「鞍馬砂」や「能登砂」では予算がやや厳しい……。

かなり悩みましたが、「お財布に優しい水石」という原点に立ち返り、新しい砂を試してみることにしました。

継続して調達する可能性もあるからです。

「伊勢砂」を取り寄せることに

候補は、以前サンプルを取り寄せた「甲賀砂」か、「伊勢砂(サンプルは砂利でした)」のどちらかです。

ここでも少し悩みましたが、じっくり砂を眺めていたら「甲賀砂は少し色が明るすぎるかもしれない」と感じてきたので、今回は伊勢砂を選ぶことに。

前回学んだ「粒と色の均一性が重要」という点を踏まえて、多めの10キロを注文。
粒の大きさをそろえるため、自分で篩(ふるい)にかけることにしました。

網目1mmの篩(ふるい)にかけてみた

注文した伊勢砂は、0~3mmほどの粒が混在しています。

0㎜から3㎜の粒が混在している伊勢砂

中を確認し、まずは、網目1mmのふるいにかけてみました。

網目1mmの篩にかける

結果、2~3mmの大きめな砂が残ります。

下記はその「大粒伊勢砂」で飾ってみた際の画像です。

大粒の伊勢砂で水石を飾る
大き目の砂粒

砂を「裏ごし」する

1mmの篩を通った砂は、さらにダイソーの「ステンレス裏ごし」でふるってみました。

ステンレス裏ごしで砂を篩う

網目はおおよそ0.5mm程度。

この裏ごし器は直径が小さく篩う回数は増えますが、網目1mm未満の篩の価格を考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと感じました。

篩ったあとの砂は均一性があり、石を飾れば面がピシッと引き締まる印象です。

より粒がそろっている印象

個人的には、大粒よりもこの細かい砂の方が気に入りました。

下記は細かい粒の伊勢砂で飾ってみた画像です。

水石を細かい粒の伊勢砂で飾る
細かい粒の伊勢砂

飾ってみて思ったこと

粒がそろっているので、サンプルで見た甲賀砂よりも満足度は高めです。

ただし、少し色が薄かったかもしれません。

木製の贋水盤は白〜クリーム系を意識して作ったため、砂との色味が似ていて、ややメリハリに欠ける結果となりました。

また、10キロの伊勢砂から得られる細粒(0.5~1mm)は約2.5キロ程度で、大きめの贋水盤には少し足りないくらいかと思います。(まだ試してませんが)

おおまかな配分としては、

  • 2~3mm粒:3キロほど
  • 0.5~1mm粒:2.5キロほど
  • それ未満:4.5キロほど

といったところでした(送付される袋によって差はあるかと思います)。

次回はもう少し多めに仕入れてから篩った方が良さそうです。

予算に余裕ができたら、甲賀砂も試してみたいと思います。

すいすいコメント

  1. 寝ぼすけ より:

    はじめまして、最近盆栽から水石の世界に入って水盤飾りにも興味を持ち始めた者です。
    当方も丁度、砂の問題に直面しておりました…
    私が持っている石は殆どが数CM程度の豆〜小品サイズなので、それに合う水盤や砂の粒度などの問題もありますが…笑

    砂についてですが、現在はやはりベージュがかった落ち着いた色合いの砂を敷いて飾るのが常だとは思いますが、徳川美術館所蔵の銘石「夢の浮橋」の画像を見るにだいぶ粒が大きめで、寒水砂程では無いにせよだいぶ白い砂の上に据えている様にも見えます。
    やはりそういった例は特殊なのでしょうか?

    • みずのいし まなぶ より:

      寝ぼすけさま

      コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなり申し訳ございません。

      >数CM程度の豆〜小品サイズ
      私の石も多くが小品サイズですが、置き場所に困らないところに魅力を感じております。

      >寒水砂程では無いにせよだいぶ白い砂の上に据えている
      >そういった例は特殊なのでしょうか
      まだまだ勉強途中で恐縮ですが、所感含めて回答させていただきます。

      特殊かどうかですが、今まで勉強してきた展示会や記念帳、Instagramの先輩方の飾りにおいて、寒水砂のような白い砂で飾っている例は2例ほどしか見ていません。
      そういった意味では特殊になるかと思います。
      *写り方(映り方)によるかもしれませんが、私には天神砂などもだいぶ白く見えることがあり、白さの受け取り方による部分もあると思います。

      けれども昨今の状況考えますと、あまりこだわらず、白い砂にあいそうな石がありましたら飾ってみるのがよろしいかと思ってます。
      私がよく参考にする1970年代の書籍と環境がだいぶ変わっていますし、昔よりもおおらかに水石を楽しむ傾向があると感じているからです。

      先日もInstagramの大先輩が「砂はなんでもいい」とコメントされているのを目にして、大いに勇気をもらった次第です。(今現在はアクアリウム用の砂でいいものがないか探しています)

      以上になります。
      回答になっているかなんとも言えませんが、ご了承くださいませ。

      どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

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