水盤っぽい「木製贋水盤」を作ってみた

木製水盤 水石やってみた

すいすい水石では「蒼黒の多摩川石」を推しています。

何度か飾りを楽しんでいるうちに、『蒼黒の多摩川石には白い四角い水盤が似合うのでは?』と思い始めました。

しかし、サイズも値段も手ごろに感じる四角い白水盤は、昨今の(水石用)水盤不足の影響か、なかなか見つかりません。

お花用の水盤でもいいと思ったのですが、大きいものが多くて迷いました。

あれこれ考えた末、高価なものに手を出す前に、まずは『雰囲気だけでも確かめてみたい』と思い、それっぽいものを自作してみることにしました。

その名も「木製贋水盤(もくせいにせすいばん)」です。

スポンサーリンク

四角い木製贋水盤(もくせいにせすいばん)の材料

材料はすべて100均でそろいました。

木製擬水盤の材料
  • 木製トレー(または木箱)→フチが垂直に立っていて、多少厚みがあるとそれっぽくなります。
  • 半紙
  • 木工ボンド(速乾性を使用)
  • 水性ニス
  • 絵具(あってもなくてもOK。今回はアクリル絵の具のゴールド)

写真の木製トレーは、ダイソーの「木製お盆」。サイズは38×24×2cmと、やや大きめです。

また別に、メルカリで入手した「お袱紗が入っていた小さめの木箱」でも作ってみることにしました。

早速作ってみる

脳内イメージをもとに、まずはダイソーの木製お盆を使って作っていきます。
(気分は贋作・レプリカ専門のアートギャラリーの主人公です)

ダイソーの木製水盤

水にボンドを混ぜて接着液を作ります(今回は水1:ボンド1/3にしました)。

水にボンドをといて混ぜる

半紙をちぎって重ね貼りしていきます。

耳付和紙」のような風合いを目指して、左右に引っ張ってちぎりました。

半紙をちぎる

半紙にさっとボンド水をつけて貼っていきます。

ちぎった半紙を木製お盆に貼っていく

丸まり防止のため、筆でボンド水を染み込ませながら整えました。

3枚から4枚ぐらいの重ねる

木の色が透けないよう、3〜4枚ほど重ねました。

乾いたら、激落ちくん系スポンジで絵具を角にちょいちょいとつけます。

ごまかすために絵具を角のみちょんちょんつける

古い水盤のように角の色が違って見える工夫と、素材感のカモフラージュです。

スポンジでつけると、べたっとせず自然な風合いに近くなります。

なお、絵具は半面だけに塗りました(絵具あり・なしの比較撮影用)。

最後にニスをしっかり2回塗って完成です(水打ち対応のため)。

小さめ木箱

小さめ木箱でも同じように作っていきます。

こちらの木箱は約14.5×22×3cm。

木製お盆ではクリーム色の半紙を使いましたが、今度は真っ白な半紙を使って、同様の手順で作っていきました。

木箱・半紙・ボンド水

半紙をちぎっては貼っていきます。

半紙を木箱に貼っていく

こちらはニスを3回塗りにして仕上げています。

ニスを3回塗りしている

木製贋水盤(もくせいにせすいばん)完成!

できました!

毛羽立ちはみ出していた部分も、ニスを塗ると目立たなくなりました。

写真は、砂を入れて実際に飾りつけをしてみたときのものです。

ダイソー製木製お盆贋水盤
絵具をつけていない面で撮影
小さめ木箱贋水盤
絵具をつけた面で撮影

個人的には、2作目の「小さめ木箱贋水盤」の方がうまくできた気がしています。

耳付きを意識してちぎりましたが、耳部分はほとんどわからなくなってしまいました。

また、最初はニス特有のぺたぺた感がありましたが、砂を入れたら気にならなくなりました。
おそらく細かい砂の粉が付着したためだと思います。

実物を見ればすぐに「贋」だとわかるとは思いますが、写真で見せる前提なら、まあ及第点かなというところです。

木製贋水盤のメリット・デメリット

勢いで作ってみましたが、石を飾ったときの雰囲気確認という目的は果たせたので、個人的には大満足です。

とはいえ、陶器や銅製の水盤とは全く別物。

今後の自分のためにも、簡単にメリット・デメリットを整理しておきます。

メリット

1,コスパ・タイパが良い
→ 木製お盆水盤の材料費は約300円(税別)でした。
→ タイパもよさそうです。ドライヤーをつかって乾かせば、1日で完成します。

2,とにかく軽い
→ 木製お盆贋水盤:約250g、小さめ木箱:約70g。

3,お試し飾りにちょうどいい
→ 安くて軽いので気軽に飾れます。
→ 色付けを自由にできるので、色合いの相性チェックに良さそうです。

4,模様が面白い
→ 半紙の重ね具合次第で、陶器水盤にはない風合いが出ることもあります。
→ あえてシワシワに貼っていくのも面白そうだと思いました。

デメリット

1,やっぱり「安っぽさ」はでてしまう
→ 写真では工夫次第でごまかせても、見る人が見ればすぐばれそうです。
→ 陶器のような「硬さ・高級感」を表現することは、なかなか難しいと思いました。

2,水に弱い
→ 本格的な水をたっぷり灌ぐ水盤飾りには向きません。(*霧吹き程度なら全然大丈夫でした)
→ 今回はダイソーの水性ニスを使用していますが防水ニスで改善できるかも?(ただしコスパが悪くなります)

3,石によっては底が抜ける
→ 底部に手を当てて持たないと、重い石の場合は底が抜けると思います。

最後に

正直、『贋水盤なんて邪道だし作っていいのか…』と迷いもありましたが、楽しい飾りつけのハードルが下がるなら、それもまたよし!と思いやってみました。

及第点とは書きましたが、思ったよりは全然うまくいきました。
また、飾りつけの器がひとつ増えたので、今回の創作(贋作?)には満足してます。

いつかお気に入りの「本物水盤」に出会える日を楽しみにしつつ、しばらくは色違いの贋水盤を作りながら、水石飾りを楽しんでいきたいと思います。

すいすいコメント

タイトルとURLをコピーしました