水石の「形による分類」は、石の形状に注目し、山・滝・島などの具体的な自然風景や姿に見立てて分類する方法です。
このページでは「紋様石」に関して紹介いたします。
紋様石(もんようせき)とは
「紋様石(もんようせき)」とは、石の表面に自然に現れる特定の「紋様」を特徴とする水石です。これらの紋様は、長い年月をかけて自然の作用によって形成されたもので、植物・動物の姿や漢字、風景などを思わせるものがあります。なかでも、石の内部に花のような紋様が現れる「菊花石」や「梅花石」は産出量が多く人気があり、代表的な紋様石となります。

水石における「紋様」と「模様」
「紋様」と「模様」は似た言葉ですが、水石においては区別され「模様」はあまり使われません。たとえば、石英の脈が走るものや白い斑点が散りばめられた石などは、「美しい模様」を持っているものの、「紋様石」とは呼ばれません。紋様石とされるには、単なる模様ではなく、何かの図柄を思わせたり、意味を感じさせることが必要なのです。
また、「良い紋様」に関しては、細部まで明確な形が浮かび上がっているものよりも、姿石と同様に「どことなく似ている」「象徴的に表現されている」ものの方が趣があるとされています。
どんな紋様があるか
「菊花石」や「梅花石」を代表とする紋様石ですが、その他にはどんな紋様があるのでしょうか。調べてみたところ、以下のような紋様がありました。
- 達磨(人)
- お日様(自然)
- 雲(自然)
- 鶴(鳥)
- 亀(動物?)
- 鶯(鳥)
- 馬(動物)
- うさぎ(動物)
- 一(漢字)
- 天(漢字)
- 山(漢字)
- 竹・竹の葉(植物)
- 椿(植物)
- 木(植物)
実にさまざまな紋様がありますね。
形ばかりに目が行く探石ですが、今度は紋様を中心に目を凝らそうと思います。
水石の形一覧
その他の水石の形は一覧ページでご確認ください。

