多摩川石:幅約9cm×高さ約6cm×奥行約6cm
*鞍馬砂で飾り付け
*銘はまだありません
稜線から見える山の斜面を一部切り取ったかのような、蒼黒の石。
勢いよく右へ跳ね上がった形状が気に入り、見つけた時はすぐに手に取りました。




カール地形(氷河の侵食で形成された、椀を半分にしたような凹地)を思わせる斜めっぷりです。
「切り取った」なんて、実際には存在しない景色ですが、勢いや険しさを感じさせてくれる良い石だと思っています。
右下が少し欠けていますが、そこは砂でうまく隠してもらいます。
せり出した右勝手を意識しながら、飾ってみました。


水を打ってみます。



真横から見ると、右の跳ね上がりがより高く、より険しく感じられます。
蒼黒の多摩川石には「スパンと欠けた面」が多く見られますが、ときどきこうしたソゲ・エグレを帯びた形状の石に出会えます。
ますます魅力を感じてしまいます。

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