先日、多摩川の探石にて、念願だった「滝石(と呼んでもよさそうな石)」を、ついに見つけることができました。
もちろん、名石やサイトで販売しているような石とは比べ物になりませんが、やっと見つけた滝石に感動ひとしおでした。

滝壺部分を見せたいので台座を作ることに
この石の底部では、石英が横に広がるように走っており、まるで滝壺のように見えます。

ここを生かすため、石を埋める必要のある水盤飾りではなく、台座を作って飾ることにしました。
本格的な台座はまだまだハードルが高いので、前回同様、粘土で台座づくりです。
今回は「木粉粘土」ではなく「素焼き調粘土」で試してみることにしました。
素焼き調粘土で台座を作ってみた
前回の反省をいかしつつ、試行錯誤しながら作ってみました。

右が滝石の台座石、左は余った粘土で作った姿石の台座石です。
前回の木粉粘土台座よりも、クオリティが少しだけよくなったと思います。
ただし、「素焼き調粘土」の良さである「素焼き感」はすっかり失われてしまいました。
ウォールナット調のニスを塗ってしまったため、こればかりは致し方ありません。

分かりにくいですが、目的であった「滝壺部分をみせる」ことは達成できました。

右部分を押し上げたのは、石の形を補完するためです。
鉄やすりで削り、一本だけラインを入れてみたところ、台座の足元が強調され、印象がぐっと変わったように感じました。

ほんのり紫がかった、姿石です。小さいですが、とても上品な感じの石で、気に入っています。


ちょっとフォルムがボコボコしてますが、こちらも鉄やすりでラインを入れたり窪みをつけたりしました。
少し手を入れるだけで、だいぶ印象が変わってきます。
素焼き調粘土と木粉粘土の違い
前回の木粉粘土との作業を比較してみて感じた、粘土の違いをお伝えします。
木粉粘土の方が縮む印象
素焼き調粘土も収縮するのですが、木粉粘土の方がより収縮していた気がします。
結果、素焼き調粘土の方が形をコントロールしやすそうで、思ったフォルムに近い状態で仕上がりそうです。
*きちんと計測したわけではありませんのでご留意ください。
とはいえ、やはり「ピッタリ」とはいかず…。姿石の台座もわずかに収縮してしまったため、石を静かに乗せないとぐらついてしまいます。
乾燥すると素焼き調粘土の方が硬い
乾燥した後は素焼き調粘土の方がガチっとして硬いです。
木粉粘土は耐水ペーパーで形を出しやすかったですが、今回はゴシゴシ削らなければならず、緩やかなフォルムなどを出すのは難しかったです。
ラインも鉄の棒状のやすりでガシガシ削って入れていきました。
素焼き調粘土は触るとザラザラします
素焼き調なので、仕上がりはザラザラした感じになります。
ニスを3度重ねで塗っても、ちょっとザラつきは残りました。
よく言えばマットな仕上がりといった感じです。
素焼き調粘土もなかなか良い
伸縮率が少なそうなところは、台座づくりとしては魅力的です。
色付きニスでぬれば、ある程度の木材感=台座感は担保されることが分かったので、次回は、また別の粘土で作ってみようと思います。


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